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『ふわかわ台詞集』

話者設定:ロリカワボイス

シチュエーション:日常のふわふわ可愛いひととき

  1. 「朝のご挨拶」 「んぅ……おはよぉ。まだ眠いけど、キミの顔見たらちょっと元気でたかも。」(35文字)
  2. 「二度寝の誘惑」 「あくび出ちゃった……ねぇ、あと5分だけいっしょにお布団の中にいよ?」(35文字)
  3. 「おでかけのおねだり」 「今日はお天気いいから、どこか連れてって? えへへ、手つないでいく!」(34文字)
  4. 「お気に入りの服」 「見てみて! 今日の服、フリルいっぱいで可愛いでしょ? 似合ってるかなぁ?」(36文字)
  5. 「カフェタイム」 「ほら、生クリームがいっぱいのってるよ! ひとくち……あーん、してあげるね。」(38文字)
  6. 「あたまナデナデ」 「ん……あたまナデナデしてくれるの? えへへ、もっといっぱい撫でてぇ。」(35文字)
  7. 「お世話やき」 「今日もお疲れさま! えらいえらいだねっ。私がよしよししてあげる!」(33文字)
  8. 「ひみつの告白」 「あのね、ここだけのひみつ……キミのとなり、すごく落ち着くんだぁ。」(32文字)
  9. 「日向ぼっこ」 「ぽかぽかして気持ちいいねぇ……なんだかウトウトしてきちゃった……。」(33文字)
  10. 「いたずらっ子」 「つーかまえたっ! ふふっ、油断してたでしょ? びっくりしたー?」(31文字)
  11. 「甘えんぼう」 「あのね……ちょっとだけ寂しくなっちゃったの。ぎゅーってしていい?」(33文字)
  12. 「おやつのおねだり」 「クッキー焼けたよ! ……あ、焦げてないもん! ちゃんと美味しいんだから!」(36文字)
  13. 「雨の日」 「雨ふっちゃったね……でもね、相合い傘できるから、ちょっと嬉しいかも。」(34文字)
  14. 「応援」 「がんばれー! 私がずーっと一番近くで応援してるからねっ、えいえいおー!」(36文字)
  15. 「かくれんぼ」 「見つかっちゃった! えへへ、どこに隠れててもすぐ見つけてくれるんだね。」(35文字)
  16. 「夜のお散歩」 「お星さまキレイだねぇ。夜風がちょっと冷たいから、ぴったりくっついてもいい?」(39文字)
  17. 「不機嫌(?)」 「もう、むー! 私のこと後回しにするなら、すねちゃうぞ? ……嘘、ほんとは待ってる。」(42文字)
  18. 「おそろい」 「じゃじゃーん! おそろいのキーホルダー買っちゃった。カバンにつけてね?」(36文字)
  19. 「おやすみ前」 「今日もいっぱい楽しかったね。夢の中でもあえますように……おやすみなさいっ。」(38文字)
  20. 「寝言」 「むにゃむにゃ……プリンは渡さないぞぅ……すやすや……。」(26文字)

MILKY WAY

真夏の夜風には、ほのかに焦げた草の匂いが混じっていた。

高架下の空き地。廃車になったトランクの上に腰掛け、僕とリクは炭酸飲料の缶を傾けている。星空を見上げるリクの横顔は、夜の闇に沈みそうなほど淡く透き切っていた。

「僕の星ではね、あの銀河を『記憶の川』って呼ぶんだ」

リクが指さしたのは、夜空をどこまでも縦断する天の川――ミルキーウェイだった。

「またその話かよ」
僕は笑い飛ばそうとしたが、缶を握る手がわずかに震えた。リクがこの町に転校してきたのは、高一の春。無口でどこか浮世離れした彼と、部活にも馴染めず浮いていた僕が打ち解けるのに、時間はかからなかった。二人で自転車を漕いで海を見に行ったり、深夜のファミレスでくだらない未来の夢を語り合ったりした。あの眩しい日々は、間違いなく僕の青春のすべてだった。

しかし、リクが時折見せる悲しげな瞳と、彼が口にする「遠い故郷」の話が、ただの冗談ではないことを僕はどこかで気づいていた。

「急でごめん。でも、迎えの船がもうすぐ来るんだ」

リクがポケットから取り出したのは、見たこともない滑らかな金属のデバイスだった。彼が小さなボタンを押すと、空中に青白いホログラムが浮かび上がり、光の粒子がミルキーウェイに向かって束のように伸びていく。

「嘘だろ……。本当に行くのかよ? ここにいろよ。来年は一緒に受験して、東京に出て、また二人でアパート借りて暮らすって言ったじゃないか」

情けない声が出た。視界が急速に滲んでいく。リクはゆっくりと首を振った。

「君と過ごした二年間は、僕の長い寿命の中でも一番輝いていた。でも、僕の身体はもう、この星の環境に耐えられないんだ」

彼の指先が、光の粒子のように少しずつ解れ始めていた。別れの時が、僕たちの頭上から容赦なく降り注いでいる。

「行くなよ……!」
僕はリクの腕を掴もうとしたが、その手はすり抜け、夜気だけを抱きしめた。

「泣かないで、レン。ミルキーウェイを見るたびに思い出してほしい。僕たちは遠く離れても、同じ光の川で繋がっている」

空から静かな光の柱が降りてきて、リクの体を包み込んだ。彼は最後に、いつもの眩しい笑顔を僕に向けた。

「さようなら、僕の親友」

光が天へと吸い込まれ、あとには静寂だけが残された。トランクの上には、半分残った炭酸飲料の缶。僕は袖で目元を強く拭い、果てしなく広がる天の川を見上げた。悲しさの奥で、確かに胸が熱かった。

あの光の川のどこかで、彼が僕を見下ろしている。僕は大きく息を吸い込み、夜空に向かって力強く手を振った。

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